旅をしながら本を読む。UKU BOOK TOURISM で癒されよう。
BOOK TOURISM?
みなさま、本読んでますか?最近は電子書籍の取扱いも増えて、離島にいながら様々な本を読めることが便利になったと実感します。しかし昔ながらの紙の媒体をめくりながら楽しむことが少なった気がします。
現在宇久町観光協会では、「UKU BOOK TOURISM」という、本を活用した旅のご提案をしております。旅の旅情にスパイスを加えてくれる、様々な「本」の存在。雑誌でも文庫本でも、お気に入りの一冊と旅をする。そんな企画です。
コトの発端は・・・
遡ること2019年。長崎県が開催された「大学生観光まちづくりコンテスト 長崎のしまステージ」にて、北九州市立大学小林ゼミのみなさんが観光庁長官賞、オーディエンス賞受賞。1つの企画が複数受賞するという快挙を達成!
受賞企画の「UKU BOOK TOURISM」は早速実現へ向けて動き出しました。
島でゆったりとした時間を過ごしたい。
宇久島ならではの観光をしてみたい。
そんな観光客と宇久島、島民同士も本で繋がる。
景色のいいところで時間を忘れて本を読む。
本を求めて島民と繋がる。
島に眠っているシェア精神で、みんなで作る、UKU本棚。
本で宇久島と繋がれば、またここに来たくなる。
島の外の人、これから生まれる次世代の子供達に受け継がれる。
「本の島」として、もう一度、人が宇久島を訪れる。
そんな持続可能な観光を叶えられるのが
「宇久島」×「Book Tourism」
UKU BOOK TOURISM
その後、学生さんが島へ何度も訪れ、宇久町観光協会をはじめ島民の方への協力依頼や協議を重ねていたのですが、そんな矢先に新型コロナウイルス感染症の猛威が。
学生さんの来島も自粛せざるを得ず、リモート協議を重ねていく日々が続きました。現場を見ながら活動しないと、イメージや思っていた規模と違う仕上がりになってしまうので学生さんもかなりストレスだったのではないかと思います。
しかし、リモート協議の中では、まちライブラリーや男木島図書館の方々に助言をいただいたり、手軽に全国とつながることができ、新たな発見もありました。
一方、宇久町観光協会では学生さんたちから貰ったイメージを極力崩さないように注意しながら本棚の制作を開始。ターミナル内に本棚があると利用率も高いはず!と、大規模な本棚を設計してもらいました。
かなり頑丈な本棚が完成!右の扉に合わせる取っ手のチョイスに最も頭を悩ませました(笑)それ以外は学生さんのイメージ図通り?に出来上がったと思います。
黒い扉は流行りのチョークペンキで塗装したので、黒板みたいに使ったり、磁石もくっつきます。なかなか機能性ある本棚ですね。扉の中は本のストックです。
早速寄贈いただいた本がずらりと並んでおります。
スマホでは味わえない、旅のゆとり。
最近では本を読まない人が増えている、といいます。それはスマホで何でも調べることができるようになった、電子BOOKで本が不要になった、など、生活の便利化によるものが原因かと思います。
忙しい毎日の中で本を読む暇が無い!そんな声も聞こえます。
そうやって今では「本を読む」という行為そのものが難しくなってきて、いつしか「本を読む」という行為は「非日常感」にまで到達してしまってはないでしょうか。
ならば、同じ「非日常感」をミックスしよう、旅行×本=ブックツーリズム。
旅と本を通じて、のんびりとした時間=ゆとりを感じてみてください。
本を持って旅にでよう!
ターミナル内本棚は主に観光客の方や地元の方が読み終えた色々な本を置いていって頂いております。やはり旅行ついでともあって文庫本が人気のようです。
ここからお気に入りの本を見つけて、島の色々な景勝地を巡った合間にぜひ読書されてみてください。
因みにここの本棚は船の待ち時間にちょこっと読んだりもできるのでおススメです。(もちろん無料ですよ!)
そして、本箱はこれから宇久島の色々な場所に設置されていく予定です。
おすすめ本を募集中!
宇久町観光協会前本棚には様々な本がみなさまの寄贈の下成り立っております。旅の合間にぜひ読んでみると面白いよ!という本がございましたらご紹介ください。(ご寄贈いただけるとありがたいです!)
ご紹介いただける方は下記フォームまでご連絡ください。みなさまのご意見お待ちしております^^