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全国の島々が集まる祭典アイランダー2023に参加してきました![宇久島協力隊レポ]

2023.11.29

令和5年11月18日と19日の2日間、池袋・サンシャインシティ文化会館ビル2F展示ホールDにてアイランダー2023が開催され、宇久島も参加させていただきました。

地域おこし協力隊の栗原よりレポートさせていただきます。


「アイランダー2023」の概要

アイランダーとは
”日本全国150を超える離島が参加する、「島と都市」、「島と島」をつなぐ交流イベントです。
今年(2023年)で31回目を迎え、島の魅力を体験できる年に一度の「島の祭典」として親しまれています。”

こんな方におすすめ!
・伝統芸能が好き
・島の特産品を買いたい
・島のグルメを食べたい
・旅行が好き
・子供と一緒にお出かけしたい
・転職活動をしている
・移住、島留学に興味がある

主催:国土交通省/公益財団法人 日本離島センター

アイランダー2023サイトより

今回は北海道から沖縄まで、70の団体と6つの島外出店団体が参加。

それで宇久島からは、宇久町観光協会から2名、宇久行政センターから3名の計5名参加しました。


開催前の会場の様子を一足早くチェック!

宇久島スタッフ、前日の17日に会場入りし、準備をしました。

特産品販売はかんころ餅を中心に陳列。

壁際にはのぼりを貼ったり、第3回UKUフォトコンテストの応募作品などを掲載しました。
フォトコンの入選作品、こちらで発表されています。

その他、アンケート収集やパンフレットの配布準備、モニターでの宇久島の観光PR動画上映では「宇久島」と「宇久島デジタルデトックス」の2動画をチョイス。

準備万端です!

他の島のブースも着々と準備が進められていました。

特産品販売をはじめ、ワークショップや体験など、様々なスタイルのPRが伺えます。
ブースそれぞれに全く異なる特色が現れていました。


いよいよアイランダー2023スタート!

1日目の宇久島ブースまわりの様子

オープン直後から、会場内大賑わい!

宇久島のブースも賑わいました!

かんころ餅が大人気!

飛ぶように売れました!

宇久島にゆかりのある方も来られ、まとめ買いをされることも。

かんころ餅をご存知ない方も、目を留められることも少なくなかったです。
「かんころ餅」という名前自体が「どんな餅?」と興味を引くきっかけになっていた印象を受けました。

そして、特産品販売の傍ら、アンケートにもご協力いただきました。

宇久島のことをはじめ、島観光や島への移住に関してのことなどにお答えいただきました。

ペンでの記入という、とてもお手数をおかけする形でしたが、皆様とても協力的でした。
ありがとうございます。
※ご協力いただいた方の中から抽選で特産品を贈らせていただきます。

他の島のブースも賑わいを見せていました。
「島」に興味を持たれている方は結構おられるんだなと思わせられましたね。

そして、宇久島ブースで販売していたかんころ餅は午後には完売。
賑わいが残る中、1日目は終了しました。

2日目の宇久島ブースの様子

1日目でかんころ餅をはじめとした食品が完売したので、2日目は観光&移住相談に振り切ります。
レイアウトも少し変更しました。

そして、2日目も大賑わい!
多くの方が来場されました。

島に興味を持たれている方はほんとたくさんいらっしゃるんだなと思わせられます。

ですが、中には宇久島を知らない方もいらっしゃいました。
その時には、「五島列島の一番北の島」と案内すると、「五島列島なんだ!」と理解される方が多く、説明もしやすかったです。

「五島列島は行ってみたいんだけどねぇ」
という方には、フェリーの案内をすると、「意外と行きやすいかも…」と、旅行プランの一案として考えようとしてくださるような方もいました。

来場者には都内の方も多かったので、羽田→博多→宇久というルートをお伝えすると、「案外行けるね」とお答えいただくこともありました。



また、観光だけではなく移住に関しても、仕事や住居、島での生活のことなどの質問もいただき、宇久島スタッフからは生の声をお届けしました。

島生活のリアルな声に真剣に耳を傾けてくださる方もいました。
移住を考えておられた方は、移住先の島を特定してなく、いくつかの島の情報収集をしている段階の方がほとんどでした。

そこで、移住に関しては「宇久島はハードルが高い」というお声をいただきました。
実のところ、宇久島には不動産屋がなく賃貸アパートがないので、市営住宅か空き家を借りることになることがハードルを上げてしまっている印象があります。
(協力隊栗原の場合は市営住宅でしたが、確かに簡単ではない一面があることを理解しています。)

ただし、「ゆっくり、のんびり過ごすのに、島は良いよね」という声もあり、移住のハードルは高くともニーズはある印象です。

受け入れ体制を整えるだけでも効果があるのでは?と思わせられました。

貴重なご意見をお聞きすることができたことに感謝しております。
ありがとうございました!

というように、2日目は、観光&移住相談を中心とした案内をさせていただきました。


その他のブース、コーナーの様子

視察させていただきましたブースを1ヶ所だけ、「利島村」をご紹介します。

何故に視察させていただいたかといいますと、元々、僕が利島を知っていたことが大きいです。
(以前、新島や八丈島に行ったことがあり、その時に利島を通過したことがあったからです。立ち寄ったことはないのですが…)

それで、僕の印象としては、小さな島である印象を持っていました。
ですがブースにはお酒に麺に椿製品と特産品が豊富!
と、気になるところ満載だったのです。



ブースに貼られていた資料も目を引く内容満載でした。

利島に高校はなく、学生は高校から島を出て行かれるのですが、本土と繋がりを保てているようです。
そして、住民の半分が移住者との事。

すごいですね。

ご案内していただきましたスタッフの方、ありがとうございます。



というように、他のブースの様子も見て参考にさせていただく機会としても、このイベントは機能しています。
自分たちのブースもあるので、全部をじっくり視察することはできませんでしたが、他の島のリアルな声を直ぐに聞けるところには価値を感じます。


そして、アイランダーステージでは様々なパフォーマンスが行われていました。

じっくり見ることはできませんでしたが、こちらのパフォーマンスは後日アーカイブ配信されるとの事です。
今年は宇久島はこのステージを利用しませんでしたが、昨年(2022年)は観光動画の紹介をしました。
アイランダー2022アーカイブ配信ページはこちら


その他、ハローワークコーナーやスマートアイランドの取り組み紹介コーナーもあり、個人はもちろん、事業者にとっても参考になる内容がまとまっていたと思います。

地域おこし協力隊である栗原は栃木県出身です。
ですが、大変申し訳ない事に、アイランダーというイベントは協力隊になるまで存じ上げていませんでした。

僕が宇久島に移住したのは2021年でしたが、このイベントをもっと早く知っていたら、離島への興味もより早く湧き、宇久島への移住ももっと早かったのではないかなと思います。

島に興味を持たれている方には是非来ていただきたいと思うイベントですね。


宇久島からはるばる訪れた東京は池袋にて、しっかりPRしてきましたよ!

宇久島から遠く離れた東京は池袋にて、しっかりPRしてきました!
※上の写真はアイランダー2023会場近くのサンシャイン60です。おぉ…と思ったのでパチり。

あっという間のアイランダー2023でした。
前年の2022年も参加させていただきましたが、今年の方が来場者が多かった印象です。

島に興味を持たれている方が増えているということでしょうか。

その波に宇久島も乗っていけたらと思います。

お読みいただきありがとうございます。
地域おこし協力隊の栗原でした。

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