【離島の祭り】第39回ふれあい産業まつり開催!宇久島の地域力が集結する特別な瞬間!(2023年)[協力隊レポ]
令和5年11月12日に宇久島の行政センターにて、第39回ふれあい産業まつりが開催されました。
本記事を書いている地域おこし協力隊の栗原は、音響スタッフとして関わらせていただきました。
まつりの舞台裏からになりますが、感じた想いなども含めながらレポートいたします。
第39回ふれあい産業まつりのプログラム
上記は当日のプログラム。
島内の回覧にて配布されたものです。
宇久島ではなかなかお目にかかれないステージイベントの他、多種の販売や展示などが行われます。
宇久幼児園児による和太鼓演奏でふれあい産業まつり、スタート!
オープニングセレモニー、最初は宇久幼児園児による和太鼓演奏!
多くの人が集結!
当日、開催時は曇っていて、とても寒かったのですが、祭りのスタートから多くの人がご来場されました。
太鼓の音は心地いいです。
普段、大きな音とはちょっと距離のある宇久島では、とても非日常感を味わえますね。
宇久島離島活性化協議会の宮﨑吉男会長より開会の挨拶にて店舗営業開始!
「宇久島を元気に!」
と強く意気込んでおられました。
産業まつりの主催である宇久島離島活性化協議会宮﨑会長の挨拶にて、店舗営業開始です!
会場内各所で商品や食べ物の販売、ゲームや体験などが開始されました。
賑わう店舗営業&販売
販売開始早々長蛇の列。
なかなか宇久島では見られない光景です。
大勢の方が来場されています。
そして、宇久高校の皆さんによる「イサコロバーガー」と「イサキ―マバーガー」は販売開始早々15分で完売したとのこと。
(僕は見ることも出来ませんでした…)
すごい賑わいです!
魚のつかみどり!
僕が気になっていたのは、この「魚のつかみどり」!
特設された水槽の中には、何やら大きな魚が!
(ブリやヒラマサなど)
当初はつかみ取りを予定していたとのことですが、寒いということで、網ですくうことになったそうです。
小学生以下のお子様に配られたとのこと。
こんな大きな魚を目の前にする体験が、子供の頃からできるってすごいですね!
宇久町観光協会では商品の展示とフォトコンテスト投票を開催。
宇久町観光協会案内所で販売している宇久島ポロシャツやTシャツなどを展示していました。
宇久島ポロシャツの詳細はこちら
そして、フォトコンテスト投票を開催。
令和5年5月1日~同年10月31日の期間、ウェブ上で写真を募集していました。
結果は11月下旬を予定しています。
テーマは『お気に入りの宇久島』。
とっておきの宇久島の写真が勢ぞろいしていましたよ!
宇久観光バスでは「バスの絵コンテスト」(9月中旬~10月中旬開催)での作品を展示。
バスは解放され、隅々をじっくり見られるようになっていました。
展示会場がバスっていうのが粋ですね!
その他、やきとりやたこ焼き、金魚すくいなどの祭りの定番をはじめ、椿製品などの特産品も販売されていました。
ステージでは数々のパフォーマンス!
宇久中学校とSEA WESTの皆さんによる吹奏楽演奏。
演奏だけでなく、楽器の種類や特徴なども説明されていました。
そして、ラジオ体操の曲の演奏では、来場者とコラボも。
宇久地区コミュニティセンターで練習しているとの事で、メンバー募集もされていましたよ。
警察と消防からの広報。
警察からは家の戸締りや、車にしっかりカギをかけること、そして警察官の募集をされていました。
宇久島は自然が多く、人もそこまで多くはない田舎です。
でも、コロナが明けたことにより、観光の方も増えていることを思うと、戸締りカギ掛けは必要だと僕も思いました。
消防の方からは、違法なたき火、野焼きに関して注意喚起されていました。
宇久島に住んでいると、BBQが身近で、火との距離もそんなに遠くない印象です。
だからといって、いつでもどこでも火が使えるわけではないんだなと再認識することが出来ました。
伝統と学生の情熱が交わる「なぎなた踊り」。
なぎなた踊りは佐世保市の無形文化財として指定されています。
この踊りは先日、宇久島の八幡神社で行われました。
詳しくはこちらの記事をご覧ください。
ふれあい産業まつりでなぎなた踊りが行われるのは初めてのこと。
祭りに踊りは良いですね!
バスの絵コンテスト表彰式
9月中旬から10月中旬にかけて宇久観光バスで、バスの絵コンテストを開催していました。
宇久観光バスサイト内の記事はこちら
2歳~中学生まで33作品を展示し、ご乗車いただいたお客様からの投票で最優秀賞1点、優秀賞2点を決定。
その表彰式が行われました。
宇久島レゴワークショップ作品発表
ふれあい産業まつりの前日(11月11日)に行政センターで「宇久島レゴワークショップ」が開催され、その時に作られた作品の発表が行われました。
このワークショップの目的は「将来を担う子供たちにも宇久島の未来を考えてもらうこと」とされています。
作ることを楽しみながら宇久島のことを考えていく取り組み、素晴らしいですね!
因みに作品は令和6年1月31日まで、宇久行政センターのロビーに展示されています。
結結の皆さんによるサンシン演奏!
宇久島のグループ「結結(ゆいゆい)」の皆さんによる演奏。
サンシンの音は島の雰囲気にピッタリですね!
また、サンシンだけでなく、ギターやベース、カホン、太鼓に踊りも加わったパフォーマンスも披露されました。
アンコールの声もかかり、とても盛り上がりましたよ!
大盛り上がりのお楽しみ抽選会
祭りの終盤は大盛り上がりの抽選会!
(開会式後、受付で抽選券を配布していました。)
食品や雑貨、商品券など豪華景品が約110名分。
当選者の名前が呼ばれるたびに歓声がわきましたよ。
「もちまき」にてふれあい産業まつりの幕が下りる。
行政センター2階から、会場内に多くの餅がまかれました。
新築を立てる時に行われるもちまきと同じ意味のものと思われます。
宇久島でも実際に新築を立てる時の「棟上げ」の際にこのもちまきが行われていますね。
そしてこのもちまきをもって、ふれあい産業まつりの幕が下りました。
実のところ、この記事では、ふれあい産業まつりの内容を全てお伝えできていません。
それなので、次回開催する時、あなたご自身で確かめてほしいです。
ふれあい産業まつりは、地域の魅力が一堂に集結する空間を創り出していました。
その活気に触れられたことを嬉しく思っています。
お読みいただきありがとうございます。
地域おこし協力隊の栗原でした。