観光協会の仕事ってどんなの?
謎の仕事
仕事というのは通常、仕事の内容が目で見えるものが多いですよね。
例えば、スーパーや商店の仕事だと商品を売る、大工だと家を建てる、など。
普段当たり前に仕事しているのですが、先日小学生から素朴な疑問を投げられました。
「観光協会って、なんの仕事してるの?」
まったくもって想定外。自分では広く認知されているものだと思っていたのですが、どうも島の子どもたちにはシーカヤックに乗って遊んでるだけの仕事のように映っているようです。
これは由々しき事態、しっかり遊び人なる誤解を解きたいと思います。
大きく分けて2つの分野で仕事をしています。
観光の仕事、というと実際どんなイメージがあるでしょうか。
観光客を呼び込んでツアーを開催する、みたいなイメージかと思いますが、その他にも色々あります。
大きく分けると2つの分野になります。それが、
- 情報発信
- 受入体制構築
と呼んでおり、それぞれ簡単に言うと、宇久島に「来てね!」と「来たら!」の部分を作る仕事になります。
余計にわからん!って感じですね。少し詳しくご説明します。
情報発信
情報発信は「来てね!」の部分。
WEBサイト(ホームページ)の運営や、SNS・ブログ発信、映像製作、画像撮影、TVなどのメディアを島へ呼ぶ仕事になります。最近の最も大きな情報発信事業で言うと、宇久島観光大使が就任されたり、製作した動画が賞を取って話題になったりしたことですかね。
その他にもパンフレットの製作やポスターの製作など、デザインや執筆などにも携わる分野が情報発信という仕事になります。

受入体制構築
次に受入体制構築。「来たら!」の部分。宇久島に来たら、何して過ごす?といった疑問を解決する分野です。島に来て何もすること無かったら楽しくないですもんね。
農山漁村体験民宿(民泊)の運営、体験プログラムの企画造成や受入、景勝地の伐採、他地域との情報交換や研修などを行っています。特に最近では体験プログラムが人気で、冒頭にあったシーカヤックも体験プログラムに当たります。

もちろんカヤックだけでなく、釣りやトレッキング、貝のアクセサリーづくりなど色々な体験プログラムがあり、そのプログラムを新たに企画したり、今あるものを改良したりしています。
他にはお土産品の販売や、うくちゃりの貸出、テントレンタルなど島でできる一通りの「遊び」を提供できるように日々考えています。
他にも色々
他にはフィッシャリーナ宇久のヨットやプレジャーボート等の集金や管理をはじめ、観光客の受入に関係する業務は一通り賜っています。
なので、こういう仕事です!といった専門職というよりかは、観光全体に関わるので様々な分野を統括した総合職のような仕事になります。
返して言うと、様々な資格が輝く分野でもあるのかな、と思います。ざっと考えただけでも、旅行業取扱主任者、簿記、ドローン、ライフセーバー、各種インストラクター、WEBデザイン・エンジニア…etc.
広い範囲で資格で活用できる仕事もなかなか無いのでは?(もちろん無資格でも全く問題ないです)
そんな仕事が、宇久町観光協会です(笑)
もし、島で観光協会の職員を見かけたらぜひお声掛けくださいね!