早くも台風シーズン到来!?離島ならではの台風対策!
宇久島で台風と向き合うために。
四方を海に囲まれた宇久島では、台風は毎年必ずやってくる「生活の一部」と言っても過言ではありません。強風・豪雨・高潮・停電・交通遮断…。本土とは違い、離島ならではのリスクが重なるため、事前の備えがそのまま命を守る行動になります。
この記事では、宇久島の環境に合わせた台風対策をまとめました。 「何から準備すればいいのか分からない」という方にも、順番に読めば自然と行動できるよう構成しています。

台風前に必ずやるべき準備チェックリスト
台風が近づいてから慌てるのではなく、普段から準備しておくことが大切です。まずは家の内外を見直しましょう。
■ 家の外のチェック
- 飛散物の撤去:プランター、物干し竿、ゴミ箱はすべて屋内へ
- 窓の補強:養生テープ+段ボール+飛散防止フィルムの三重対策
- 屋根・外壁の点検:瓦のズレ、トタンの浮きは早めに修理(島の大工さん等に依頼しましょう)
- 側溝の掃除:潮風で砂が溜まりやすいので定期的に清掃(家周辺の側溝は見過ごしがち)
■ 家の中のチェック
- 水の備蓄は7日分(離島は復旧が遅れやすい)
- 食料の確保:レトルト・缶詰・パンなど保存性の高いもの
- モバイルバッテリーは最低2つ
- 懐中電灯・ラジオ(手回し式)
- 薬のストック:高齢者が多い地域なので特に重要
強風対策:離島は風が本土より強くなる
宇久島は海風の影響で、台風時の風速が本土より強くなる傾向があります。 そのため、「風対策は過剰なくらいでちょうどいい」と覚えておきましょう。
■ 窓の守り方
- 養生テープで「米印」ではなく「縁取り」をする
- 内側に段ボールを貼ると飛散防止効果が高い
- 飛散防止フィルムがあればさらに安心
- 可能であれば、窓の外側から板を打ち付ける(雨戸が無い窓の場合)
■ 庭・ベランダの安全化
- プランター等飛ばされる恐れがあるものは必ず屋内へ
- 自転車は倒してロープで固定
- 物置は鍵+ロープで二重固定
■ 倒木対策
宇久島は樹木が多く、倒木による停電が毎年のように発生します。
- 台風シーズン前に剪定
- 古い木は早めに伐採を検討
豪雨・浸水対策:海沿いの家は特に注意
宇久島は標高が低い地域も多く、海沿いでは浸水リスクがあります。

■ 浸水を防ぐために
- 排水溝の清掃
- 土のうの準備(玄関・勝手口・車庫など)
- 車は高台へ避難(城ヶ岳周辺など)
■ 浸水の前兆
- 急に濁った水が流れ始める
- 側溝から水が逆流する
- 地面が「ブヨブヨ」する
これらを見たらすぐ避難を検討しましょう。
土砂災害対策:島内には警戒区域が多数
宇久島には急傾斜地が多く、土砂災害警戒区域が多数あります。
■ 斜面の危険サイン
- 地面に亀裂が入る
- 斜面から濁った水が出る
- 地面が膨らむ
- 小石が転がり落ちてくる
■ 避難のタイミング
- 警戒レベル4で必ず避難
- 夜間の避難は危険なので、早めの判断を
高潮・高波対策:港周辺は特に危険

台風時の高潮は、海沿いの家や港に停めた車に大きな被害を与えます。
■ やるべきこと
- 港に車を置かない
- 海沿いの窓に防水シート
停電・通信障害対策:復旧が遅れやすい
離島では、停電が起きると復旧まで時間がかかることがあります。
■ 停電前にやること
- 冷蔵庫の中身を整理
- スマホ・バッテリーを満充電
- ポータブル電源や発電機があると安心
■ 停電中の過ごし方
- 冷蔵庫は開けない
- ラジオで情報収集
- 夜間は無理に移動しない
孤立化対策:船が止まる前提で備える
台風が近づくとフェリーが欠航し、島が完全に孤立することがあります。
■ 備蓄の目安
- 水:7日分
- 食料:7日分
- 常備薬:1〜2週間分
- ペットがいる方はペット用品も忘れずに
観光客の方々がもし台風前に島に残されたら。
もし台風前にフェリーが欠航してしまい、台風を島でやり過ごす必要が出てしまった場合は、宿泊している宿で最新情報を入手してください。また、どの宿主さんも何度も台風を経験されているので、避難行動等不安な場合は相談されてみてください。
- フェリー欠航情報
- 台風進路や気象情報
- 延泊手配
- 食糧や飲料水等の手配(事前にスーパーで用意しておくのがベスト)
備えあれば憂いなし。
台風はいずれ必ずやってきます。しかし、事前の準備をしっかりしておけば、被害を大きく減らすことができます。
宇久島で暮らす中、防災は「自分と家族を守るための生活習慣」です。毎年来るものではありませんが、近年の大型化・強風化は今までの防災だけでは防ぎきれない部分が出てくるのかもしれません。
怖がり過ぎず、適切に怖がる。緊張感を持って備えておくと良いと思います。



