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古代のロマンが詰まった資料館にお邪魔してみました。

2021.12.7

宇久島といえば、「歴史」

五島列島最北端の島、宇久島。古くから人類が住み着き、連綿とその系譜が現在に紡がれている歴史由緒ある島です。

よくガイドなどで歴史について説明させていただくのですが、なかなか実物がないとイメージできないことが多く、いまいちピンと来ない方もいらっしゃるのではないでしょうか?

僕は初めてガイドに赴いた頃、説明している側なのに、途中で何を言っているのか自分でも訳がわからない状態になったことを昨日のことのように覚えています。あぁ黒歴史。(今はそんなことないですよ!)

何かイメージしやすいものがないものか・・・

そこで今回は「宇久島資料館」にお邪魔してみました。

宇久島資料館

東光寺近くにある白色2階建の建物です。元々は税務局として活用されていました。

入館料無料で誰でも入れるのですが・・・

平日休館。

ただし、書いているように事前に連絡されると開館してもらえます。

早速入館!

館内

館内入ってすぐに登場するのが

宇久島の各所で出土した土器や石器類。もちろんほとんどが本物です。

びっくりするのが、こんな小さな島でこんなに沢山の品が出土していること。

大昔から多くの人々が生活していたことに改めて感動します。。

現在は放牧地として活用されている長崎鼻遺跡からも縄文時代の土器が出土しています。

他に、神島神社境内の松原遺跡から出土した支石墓関係の品々も見ることができます。神島神社周辺は昔から住みやすい地域だったことの裏付けにもなるそうです。勾玉なんかも展示されており、時の権力者がこの地域に居たことがうかがえます。

島でも若干ながら産出されていた黒曜石を実際に触るコーナーもありました。(これは佐賀県伊万里市産のものです)

黒曜石は天然ガラスの一種だそうで、確かに薄い部分を見ると透けてます。鋭利なので石器に活用されていたそうですね。

ここでは触れることができますが、くれぐれも手を切らないように注意してください。

島で使っていた道具の展示もあります。

奥に進むと、島の方々の寄贈による島生活必需品・嗜好品のコーナーがあります。

画像の左側にある黄色い脚の機械は「わら網機」。わらを自動で編んでくれる凄いメカです!

この他にも

実際にお家で使われていた生活品の数々が展示されています。

画像にはありませんが、なんと第二次世界大戦の兵士手帳も間近に見ることができます。

平家伝説の資料は・・・

宇久島といえば平家伝説。

資料館ではスペースの都合上、平家関係の資料・展示物がございません。実際に、まつわる資料等は各寺社などに奉納されていたり、上五島や五島など他の島の資料館等に収蔵されています。

宇久島資料館には宇久島で実際に出土したもの、宇久島で実際に使われていたもの、といった、よりリアルなアイテムが展示されています。

令和4年には大幅にリニューアルされるそうで、どんな展示を見れるのか楽しみですが、先ずは資料館の展示を見てから宇久島を周遊されるのも面白いのではないでしょうか。

なお、手前味噌ですが宇久町観光協会にて体験できる「平地区まち歩き体験」では神島神社や東光寺、松原遺跡等を歩きながら宇久島資料館にも立ち寄ります。その時にガイドが説明していたことを思い出したりイメージしていただけたら、宇久島をより楽しめると思います。

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