ガイド付きの城ヶ岳トレッキング体験、ウォーキング講座に参加してきた。[協力隊レポ]
1月22日に行われたウォーキング講座に参加してきました!
※ウォーキング講座とありますが、内容は観光協会の体験プログラムにある「城ヶ岳トレッキング体験」とほぼ同じで、宇久町観光協会職員が案内しながら登っていきます。
今回僕はお客側の立場で参加させていただきました。
何度か城ヶ岳は登っていますが、案内されながら登るのは初めてです。
その模様をレポートします!
集合、スタート地点は妙見神社。
今回は城ヶ岳の南東側にある妙見神社の駐車場に集合。
ここにはトイレもあるので集合場所としてグッドですね。
そして今回は宇久島の事に詳しく、何より楽しい案内をしてくださる、宇久町観光協会、檜垣事務局長による案内。
ワクワクです!
では、準備運動をしてスタートです!
散策路入口~第一展望台
妙見神社から散策路に入って間もなく、石垣が散見されます。
これは城ヶ岳が昔、山城だった事が伺えるものとの事。
人による、とても大きな労力が使われていた事を感じます。
大陸から離れた離島でも、大きな労力が使われていた事を思うと、この宇久島はとても重要な島だった事が伺えますね。
そして、石垣が散見されるところから、次に来るのは階段。
この階段は結構続くので、ちょっと汗ばむくらい身体には負荷がかかります。
皆さんの会話も少し減った感じもしますが、まだ登り始め。
ワイワイしている雰囲気は残っています。
そしてこの階段を登り切ると待っているのは、第一展望台。
ここで数分、休憩しました。
階段を登り切った、丁度いいところにある展望台ですね。
第一展望台~第二展望台
第一展望台からは割と平坦な道が続きます。
会話しながら、木々を眺めながらと、心地いいウォーキングタイムですね。
要所要所での案内もあります。
登山道の入り口付近で散見された石垣は、山の中間でも見られるとの事。
つくづく昔の人ってすごいなと思わされます。
昔は木々も生い茂っていなかった事を思い浮かべると、それはすごい景色っただろうなと思いますね。
(石垣がズラーっと…)
そして、平坦な道の次は、結構長く続く階段&上り坂。
ここからは頂上までほぼ登り。
会話や景色を楽しむというよりは、身体を動かす事に集中しますね。
階段を登る…
自分の身体と向き合う…
結構汗ばんでくる…
…
というところで、小休憩スポット。
散策路脇に並んでいるコンクリートの杭。
これは五島藩と富江藩の領土の境目との事です。
こんな山の中まで領土を明確にしておく必要があったのですね。
杭は散策路とは反れているので、その端がどうなっているのか僕個人的には散策したいと思っています。
この領土の境い目、藩境で小休止したら、また登り階段です。
登る事に集中…
会話も少なめですね。
そして、この階段を登り切る少し手前に第二展望台があります。
これまた休憩に丁度いいところにある展望台です。
第一展望台よりは高いところからの眺め。
眺めの違いが楽しめます。
また、ここから第一展望所の屋根が見えるのですが、あそから登ってきたのかぁと、達成感も感じられすね。
山頂付近にある、愛宕様が祀られている防塁跡
第二展望所から少しのところにある防塁跡。
こんなに大きな石をどの様にして運んできたのかと、いつも思わされます。
この中には愛宕様が祀られて、今でも島の方々が参詣する習慣が残っているようです。
この防塁が作られた年代は不明で、朝鮮半島で見られる蝸牛型防塁と酷似しているみたいです。
何かしら国外との交流があった事を思うと、当時の人の行動力ってすごいなと思わされます。
頂上の展望所
防塁跡から数分進んだところに城ヶ岳の頂上である展望所に出ます。
五島列島を一望できる展望所。
この日は曇り空でしたが、散策路ではずっと木々に囲まれた中だったので、やはりここに着いた時の爽快感は格別ですね。
城ヶ岳の高さは約259m。
途中の案内や休憩時間も含め、ここまで約1時間10分程でした。
それで、頂上で休憩しながら景色を楽しむ事、数十分。下山です。
同じ散策路を戻ります。
参加して思った事。複数名でのトレッキングは楽しい!
帰りはスタスタとほぼ休憩する事なく下山。
ちょっと足がガクガクするも、ゼーゼーと息を荒げる様な事はありません。
ほぼずっと、会話をしながら降りて行く事ができました。
今回の参加者は10名を超えました。
僕はこれまで城ヶ岳のトレッキングに関しては、単独か2名でしか往復した事がありませんでしたが、複数名でのトレッキングは楽しいですね。
しかも今回は宇久島に詳しい方の案内付き。
案内により「知る」事で、新しい視点を持てたり、発見があったりします。
もちろん、単独での楽しみ方もありますけど、その地に詳しい方と一緒に行動するからこその楽しみ方もありますね。
因みに城ヶ岳トレッキング体験の詳細は観光協会の体験ページに掲載していますので、よろしければご覧ください。
お読みいただきありがとうございます。
地域おこし協力隊の栗原でした。
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