あの感動をもう一度…ウミガメがスゲ浜海水浴場にやってきた!(かも)【9.24更新】
宇久島にはウミガメが産卵にやってきます。
こんにちは!観光協会檜垣です。
宇久島は島の多くの箇所が西海国立公園に指定されるなど、大自然と風光明媚な景色が自慢の離島です。その中でも大浜海水浴場、スゲ浜海水浴場は島を代表する天然のビーチで、観光客・海水浴客だけでなく、とある生き物からも人気のようです。そう、
ウミガメ。
宇久島周辺には多くのウミガメが生息しているらしく、漁師さんや海士さんからもよく目撃されているそうです。
そんなウミガメが、広大な産卵地を求めてスゲ浜海水浴場や大浜海水浴場に訪れているようです。
過去、2017年には島民の方からの情報により、産卵したであろうところに目星をつけてバリケードを張りました。そして…
感動のふ化シーン。
この時は様子見がてらのんびり散歩に来てみたら、たまたま砂から鼻の頭を出していたところを偶然発見、慌てて撮影機材を取りに行ってきましたw
地元の方々も集まってこられ、感嘆感動に包まれていました。
その後、九十九島水族館(海きらら)の調査隊にも来ていただき、正確な産卵数などもチェックしていただきました。その時のデータが↓
そして、あれから5年。
またもやスゲ浜海水浴場で?
懇意にされている方からの情報で、
「スゲ浜にキャタピラ跡がある。」
早速行ってみました。
あった!!!
5年前と同じだ…
とりあえずバリケードをあつらえました。が…?
5年前に比べて明らかにデカい。デカすぎる…
はて、種類でも違うのでしょうか??(前回はアカウミガメでした)
過日、注意書きを張り付けて様子見です。
さてさて、いつ生まれてくれるんでしょうか(^^♪楽しみです(^^♪ルンルンです(^^♪
因みに2017年は7月1日産卵→8月18日ふ化でした。(ほぼ新月大潮、21時半頃~)
今年は恐らく7月15日頃産卵→8月27日頃??(新月大潮)
この時期に島におられる方はぜひご覧ください。因みに、本当にいつ生まれるのかわからないので、生まれたらタイムリーにインスタ、facebookでお知らせしますね!
ぜひお楽しみに!!
9月24日更新情報
8月をまたぎ、9月の大潮周りとなりました。その後のスゲ浜海水浴場での変化はほとんどなく、卵のふ化は残念ながらありませんでした。
原因として、産卵していたであろう場所が海辺に近く、台風だけでなく時化の影響も強く受ける場所であったことや、満潮で水位が上がった際に砂中で水没してしまったことが一因ではないかとおもいます。
今年は残念でしたが、来年もまた来てくれることを祈っております。