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【離島でレンタル電動バイク(Eバイク)】宇久平港フェリーターミナルから島の南側に行ってみた。(神浦地区~アコウの巨樹)[協力隊レポ]

2024.02.29

宇久町観光協会でレンタルしている電動バイク(Eバイク)「BLAZE SMART EV」の走行可能距離は「約30km」です。

しかし、走行の条件によって走行可能距離も変わってくるとのこと。
坂が多い宇久島ではより負荷もかかるところもあり、30km走れないことも予想されますね。

また、宇久島の外周は約38kmなので、一回の充電では一周できませんので、行く場所を決めて利用することをおすすめします。

では、実際のところはどうなのか…ということで今回は、宇久平港フェリーターミナルから神浦港を周り、アコウの巨樹までと、宇久島の南側を中心に巡ってみます!

実際の走行具合などを参考にしていただければと思います。


Eバイク「BLAZE SMART EV」と案内所でのレンタル情報

▼Eバイク「BLAZE SMART EV」の情報
乗車定員:1名(120kg)
車両重量:約18kg
充電時間:約3.5時間
走行距離:満充電で約30km
電池のタイプ:リチウムイオンバッテリー
濡れない状況での保管&走行の要望あり
[詳しくはこちら

▼案内所でのレンタル情報
3時間:1800円
1日:4000円(充電器貸し出しあり)
ヘルメット貸与
手荷物お預かり
スペアバッテリー1個あり(重量約2.6kg)

※運転には原動機付自転車免許が必要


宇久平港ターミナルから神浦地区まで行く!

上記(マイマップ)のルートを通ります。

まずは、宇久平港フェリーターミナルから神浦港まで。
表示された距離は、5.07km(青)。

停車可能そうなところで写真を撮りながら進んでみます。


Eバイクのスイッチの入れ方は簡単。
バッテリーのスイッチをONにして、キーのボタンを押すだけで走れる状態になります。


さて、目指すは神浦港方面。

レッツゴー!

Eバイクは原動機付自転車です。
自転車と勘違いしませんように。
発進&停車時にはウインカーを出すのをお忘れなく。


右ハンドルのグリップを回すと、スイ~っと発進します。

エンジン音は無くほぼ無音です。
電動モーターの音は出ていますが、走り出したらほぼ聞こえません。
このほぼ無音でスイ~っと走れることに新鮮さを感じますね。

そんなこんな、Eバイクの特徴を感じながら進みます。


行きのルートの最初の方は登り坂が続きます。
アクセル全開でも、スピードは落ちぎみになりますけど、ゆったり静かに風を感じながら進みましょう。


そして、その長いのぼり坂が終わったと思ったら、今度は下り坂が続きます。
アクセルは開けなくてもぐんぐんスピードが乗ります。
直ぐに時速30kmに達してしまうのでご注意くださいね。


下り坂の途中では野崎島や小値賀島が見えました。


見晴らし最高な道ですね。

景色を楽しみながら(わき見運転はしませんように)、風を感じながら、スピードの出し過ぎに注意しながら進んで行きます。

すると、神浦港が見えてきました。


昔ながらの街並みに思いを馳せながら巡ってみるのもおすすめな場所です。

今回は神浦港に来たなら外せない「ガード下」に行ってみます。


このトンネルには、昭和初期の壁画が残ってますので、ぜひ見ておきましょう。


公の場で、古い壁画がそのまま残っているのはとても珍しいと思います。

このガード下に関してはこちらの記事を参考にしてみてください。↓
【五島列島観光スポット】宇久島の神浦のガード下を移住者が語る。[協力隊レポ]


さて、ここまでの距離は…

ターミナルからの走行距離はEバイク表示ですと、5.7kmと出ました。
マイマップだと5.07kmと表示されていますので、Eバイクの方が多めに計測されていますね。

そして、ここまでの所要時間は約20分。
(停車していた時間も含む)

バッテリーは1目盛りも減らず、満タン状態でした。


神浦地区からアコウの巨樹まで行く!

今度はこのガード下から「アコウの巨樹」を目指して進みます!

上のマイマップで表示された距離は、3.05km(黄色)。

レッツゴー!


神浦港から宇久島神社前に出る道を進んで行きます。


因みにここはのぼり坂。
しかも結構急なのぼり坂…


はい…

途中で、足を着いてしまいました。

この坂に対して、Eバイクのパワーはちょっと足りなかったようです。

なので、地面を蹴りながら進みました。
※地面を蹴りながら進むのは不安定な状態になるので、Eバイクから降りて歩いて進むことをおすすめします。


そんなこんな、のぼり坂を進んで行くと宇久島神社が見える道に出ました。


ここからは広い道になります。

所々、のぼり坂もありますけど、長い下り坂が多いので、スピードの出し過ぎに注意しましょう。


ほぼ道なりに進んで行くと「アコウの巨樹」の案内板があります。
ここを右折します。


そして、100mくらい行ったとこをまた右折します。
その右折する道は少し細くなっている道なので、見落としがちですが、下の写真のように野崎島が見える道に入れたら正解です。


そして道なりに進むと、アコウの巨樹に辿り着きます。


ここまでの距離は…

Eバイク表示で、9.1km。
(ガード下からは、3.4kmとなります。)

所要時間は、神浦港のガード下から約12分、ターミナルからは約32分でした。
(停車していた時間も含む)

バッテリーは停車時は満タン表示されていましたが、走行時に1目盛り減る状態でした。

▼アコウの巨樹に関してはこちらの記事を見てみてください。
【異世界フォトスポット】五島列島宇久島「アコウの巨樹」は、異世界すぎて最高なフォトスポットだった【カメラマン観光客レポ】


アコウの巨樹から宇久平港フェリーターミナルまでの模様。

では、スタートと地点のターミナルまで戻ります。

表示された距離は、2.92km(赤)。

では、宇久平港フェリーターミナルを目指して、Go!


ここからは長いのぼり坂が続きます。
そこはゆっくりと静かに風を感じながら進みましょう。


そして、のぼり坂の後は、フェリーターミナル付近まで、ほぼ下り坂。
アクセルも空けることなくスイスイ進めると思います。


比較的広い道が続きますね。
たまに見える海がこれまた「島」を思わせてくれます。

スイスイと進める感じではありますが、結構急な下り坂、かつカーブもありますので、スピードの出し過ぎには注意してください。

そして、その長い下り坂を降り切ると、スタート地点である、宇久平港付近に着きました。


ゴールまであとわずかです。

この辺りからは平らな道なので、電動バイクのパワーを感じましょう。

そんなこんな、宇久平港フェリーターミナルに到着。
お疲れさまでした。


総走行距離は、Eバイク表示では、12.3km。
アコウの巨樹からは3.2km、ガード下からは6.6kmでした。

総所要時間は停車時間も含めて、約43分。
アコウの巨樹からで約11分、ガード下からで約23分でした。

バッテリーは、停止時は満タン表示されていますが、走行時は2目盛り減った表示がされていました。


Eバイクのスイッチの切り方は、リモートキーのスイッチを1度押して、Eバイク側のスイッチをオフにするだけです。


これにて、今回のツーリングは終了です。


本記事のまとめ

Eバイクで宇久平港フェリーターミナルから島の南側周遊でのポイント

・総走行距離はEバイク表示で12.3km。
 ターミナル~ガード下:5.7km
 ガード下~アコウの巨樹:3.4km
 アコウの巨樹~ターミナル:3.2km
・総所要時間は停車時間も含めて43分ほど。
 ターミナル~ガード下:約20分
 ガード下~アコウの巨樹:約12分
 アコウの巨樹~ターミナル:約11分
・バッテリーは停車時は満タン、走行時に2目盛り減るほど。
・小回りが利くので、神浦港周辺は散策しやすそう。
・神浦港から宇久島神社へ抜ける坂道はパワーが足りず、登り切れない。
・エンジン音がほとんどないのが新鮮。
・ウインカーの出し忘れ、消し忘れにご注意を。
・小さいサイドスタンドなので駐車時に転倒させないようにご注意を(平らなところで停めてください!)。
・下り坂はスピードの出し過ぎにご注意を。
 (エンジンブレーキはありません)
・逆回りもぜひ!

今回のコースですと、パワー的に1ヶ所だけ登り切れないところがありましたが、バッテリー残量には不安を持つことなく余裕に走れる感じでした。

今回は大ざっぱに走りましたが、Eバイク(電動バイク)はとても小回りが利くので、所々でヒョイヒョイ立ち寄ったりするのもおすすめです。

そして、静かに楽に走れることはとても新鮮ですよ。

ぜひ、ご利用ください。

お読みいただきありがとうございます。
地域おこし協力隊の栗原でした。

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