船酔い退散!!船に酔ったときの対策調べてみました。
せっかくの旅行なのに気分が悪い・・・
みなさんは船酔いしますか?僕は体調が悪いと激しく酔います。観光協会檜垣です。
観光協会でお客様を港でお待ちしていると、たまに顔面蒼白で船を降りてくる方をお見受けします。さぞかし地獄を見たのだろうと察せられます。お声がけしませんが、観光協会窓口より拝見しながら痛く共感している次第でございます。
船にも通称「鬼太郎袋」なる嘔吐用の袋(ゲゲゲのゲー♪)が常備されているのですが、船酔いをすると鬼太郎袋どうこう以前にトイレから出てこれなくなります(個人的感想です)。
鬼太郎袋?
ふざけた名前を付けて…とお思いの方もいらっしゃるかもしれませんが、過去に「ちびま●子ちゃん」のストーリーの中で酔った時の為のエチケット袋の事を「鬼太郎袋」と名付けられていました(その時は観光バスの中だったと思います)。そこから船酔い用のエチケット袋も鬼太郎袋と呼んでいます。
さっきネットで調べてみたら死語でした・・・
今回は船に酔う人向け(自分)に、色々と対策を調べてみました。そもそもバスでも車でも飛行機でも「酔う」って非常につらいですよね。船酔い対策ではありますが、ひょっとしたら他の乗り物にも効果があるかもしれませんので見てみてくださいね。
打倒船酔い!対策一覧
- 当日の天候をチェック!
- 当日の体調は万全に!
- 乗船場所を把握しておく!
- 遠くを・・・見る
- 偏光グラスをかける
- 酔い止めグッズを利用する
- 薬を飲む
- 音楽を聴く
- 寝る
詳細をみてみましょう。
当日の天候をチェック!
まず、船に乗る前に当日の天候をチェックしておきましょう。事前に時化る(船が揺れる)という事がわかっていれば、それなりに対処できる方法があります。乗ってからやっぱり時化てた!は気持ち的にもしんどいです。天候で一番見るべきは風向き。雨は時化にあまり関係ないので気にしなくてよいです。
当日の体調は万全に!
これがけっこう影響大きいと思います。例えば僕の場合で恐縮ですが、前日に飲酒(多め)にしていると、当日ほぼ確実に酔います。酒か船かどっちに酔っているかわかりませんが、気分がブルーに変わりありません。
空腹や満腹も良くありません。腹八分目もとい、腹五分目(ほどほどに)程度で乗られることをおススメします。個人的な感覚で恐縮ですが、朝から何も食べていない状態なら、菓子パン1〜2つくらい食べておくと良いと思います。
先日、時化で船が激しく揺れている中、豪快に弁当をたいらげている島民の方がいました。揺れるねー♪って、酔わない人は酔わないんでしょうね。
体調が良い時は、心のバランスも取れていて、「酔ったらどうしよう・・・」といった不安も普段より小さく感じるのかもしれません。
乗船場所(じゅうたん・座席)を把握しておく!
船が一番揺れる場所ってご存じでしょうか?ほぼすべての船に当てはまるのが、船体前方。
船体前方 > 船体後方 > 船体中央
の順で船は揺れます。そして極力水面に近く、船の窓側より中央側が揺れません(2階建の船なら1階部分)。
イメージとしては船の中心より若干後方の位置に座る(寝る)のがベスト。旅前には必ず船の見取図を見ておきましょう。
遠くを・・・見る。
いざ乗船して、やはり酔ってしまった…
そんな時一番やってはいけないことはうつむくこと。人体の構造上、吐く確率が上がります。とにかく視線を遠くにやってください。窓から見える遥か彼方の水平線、島々の山並み、海の向こうで自由に羽ばたく鳥たち…
でも、そんな余裕ないですよね…
デッキに出られるなら出て遠くを見てください。風に当たるのも効果的です。
偏光グラスをかける。
偏光グラスってご存じでしょうか。
釣り人がよくかけてるサングラスで、最近ではユニクロとかでも売ってます。
この偏光グラス、水面の乱反射(キラキラ)を特殊なグラスで除去してくれる優れもので、どういうワケか、偏光グラスをかけていると船酔いが軽減できるそうです。
船が揺れるという普段体験しないことをしてしまうと、人の脳が多大な情報の処理に追いつかなくなるそうで、偏光グラスによって視界の情報を少なくすると脳への負担が少なくなり、結果酔いにくくなるんだそうです。
酔い止めグッズを利用する。
世には様々な酔い止めグッズが販売されています。ネットで「酔い止めグッズ」で検索してみてください。
昔リストバンドの中央にビー玉をくっつけて、手首の脈にビー玉が当たるようなアイテムを母が自前で作ってくれたことがあり、それなりに効いた気がするのですが、今は4眼の眼鏡でそれぞれのレンズの中に液体が入っているメガネがトレンドのようです。
酔いを取るか、恥を取るか。どちらも自分自身との闘いだ!(?)今度使ってみます。
薬を飲む。
最も効果的かと思います。しかし体質の問題などもあるので必ず自分に合ったものを選びましょう。
また酔い止めの薬は必ず空きっ腹で飲まないようにしてください。胃が荒れたり、胸焼けの原因になります。
なお、島ではお薬の種類が非常に限られています。必要な方は必ず来られる前にご用意ください。
音楽を聴く。
船酔いの対策には気を紛らわせるのが効果的だと思っています。
個人的には音楽を聴くことでかなり気が紛らって、更にお好みの曲を聴くことで心地よくなるのでかなりおすすめです。この方法は3年前くらいに気づいたのですが、海が荒れれば荒れるほど激しい曲を聴くと気分が前向きになって酔いに打ち勝つ気がします(一個人意見です)。
ヘビーメタルあたりは気が紛らうのでよろしいのではないでしょうか。
(2022.01.05追記)その後調べてみたら医学的根拠はないですが、三半規管を音楽に集中させることで自律神経のバランスが取れて酔いが収まるらしいです。
・・・寝る。
やはり、寝るのが薬!目が覚めたら宇久島だった!というのが最高です。
しかし酔い出すと揺れが気になって気になって仕方ないのでなかなか眠りにつけないのが現状。本当に眠れません。ですので、船に乗る前に極限まで疲れてみてはいかがでしょうか。出港前に気を失っていたら揺れていることなんて気付かずに島に辿り着けます。極楽です。
実体験ですが、出張で終日営業周りを行ない、終業後博多駅から数Kgのスーツケースを引きながら夏の炎天下の中スーツで博多駅から博多港まで歩いた後(約4km)、フェリー太古のシャワーを浴びて酎ハイ(350ml)1本飲んで横になったら、気づけば宇久港手前に船が来ていました。
そこで例えば、佐世保駅に着いた後、日本一長いアーケード「佐世保四ヶ町」を見学がてら徒歩で往復(約2km)し、港近くの複合施設「佐世保五番街」にて島に必要な必需品を購入してから乗船してはいかがでしょうか。とにかく歩きます。足がパンパンになってお疲れになったところじゅうたん席で転がったらイチコロです 笑
因みに船内で寝る場合、進行方向に頭を向けて寝ると楽です。
色々調べてみた結果・・・
あくまで個人的に、ですが「寝る」のが一番良いようです。無料だし 笑
なので、宇久島に来られる(船に乗る)前には一生懸命疲れてください。
疲れ果てて船で休憩して、島に着いたら身体も心も絶好調で楽しんでいただけたらと思います。
ただし、疲れ過ぎて宇久島に到着しても目が覚めない恐れがございますので必ずスマホのアラームはONにしておくことをオススメいたします 笑
船酔い対策のご紹介でした!