【宇久島の風物詩】磯開きでウニ獲りしてみた。[協力隊レポ]
島全体が動く「磯開き」。
そこでは期間限定、かつ島民限定でウニ漁が解禁されます。
※2022年は5月~8月の期間のうち、数日間でした。
自分、地域おこし協力隊の栗原は、宇久島に移住をして1年が経ったところ。
まだウニ獲りはしたことがありません。
宇久島初心者の僕ではありますが、島民です。
島民の多くの方がやられている事。
それはきっと楽しいはず。
という事で、これは是非とも!
と僕もウニ獲りに出向いてみました。
宇久島でのウニ獲り、気合いを入れて長崎鼻に出向く!
宇久島でウニ獲りをされている方に倣って、ウェットスーツを着てきました。
他、何が必要なのか深くは理解していませんでしたが、バケツ、キャッチバッグ、※磯のみ、水中ゴーグルなど、必要なものを持ってきたつもりです。
※磯のみ(磯カンとも呼ばれています)は島民の方に譲っていただきました。
初めてのウニ獲り…
果たして、僕に獲る事が出来るのでしょうか?
初のウニ獲りに挑戦!
ちょっと怖い気持ちはあるものの、気合い入ってます。
長崎鼻灯台の先へ来ました。
この辺りでウニ獲りをしてみます。
入水。
意外に怖くありません。
むしろ、普段見れない景色に心奪われて、怖さが消えていく感じがします。
少し移動すると、魚を見かけました。
↑
写真中央の下、こっちを向いている魚がいます。
メジナでしょうか。
水中観察、面白い!
ウニ獲りをする前に、目の前の光景に心奪われてしまっていますね…
と、水中観察もしたいところではありますけど、ウニ獲りをしていきます!
島の方に聞いた通りに、岩をひっくり返してみます。
すると…
おお!
居る居る!
裏返した岩の裏にウニが貼りついていました。
こんなに簡単に獲れるとは…
因みに写真あるウニはゴルフボールくらいの大きさのもの。
おそらく、島民の方からすれば小さいサイズ。
だから残っていたと言えるところがありますけどね。
以上の様な感じで、岩をひっくり返してはウニを獲っていきました。
最初の内は小さいのも獲っていましたけど、ある程度獲ったら、大きいものだけを狙って獲る様になりました。
人は欲深い…ですね。
そんな中、今度は岩の下ではなく、岩に空いた穴のようなところにウニを発見しました。
ですがこれ、獲れません。
ちょうどウニだけが入っている穴で隙間がなく、磯のみや手も入れにくい。
しかもウニはしっかり岩に貼りついているようで、磯のみの先端を使ってもなかなか動きませんでした。
そんなこんな、ウニ獲りに没頭…
岩をひっくり返しては獲る、ひっくり返しては獲る…
「楽しい」を越えて「夢中」。
これぞ、マインドフルネス。
最高の時間です。
そんな時間を過ごしていると、夢中になっていても目に入っていくる魚がいました。
黒鯛(チヌ)です!
僕が石をひっくり返した時に舞い上がった何かを食べている様でした。
黒鯛も食べるのに夢中の様で、僕が近寄ってもそんなに離れません。
って事で、パチリ。
↑
写真の中指の先あたりに黒鯛がいます。
一緒に記念撮影する事が出来ました。
水中観察にウニ獲りに夢中…
時間を忘れられる時間、ここにありました。
初めてのウニ獲り。成果や、いかに…
長崎鼻灯台の先をウロウロする事、約1時間半での成果はこちら。
上出来!
満足です!
正直、こんなに獲れるとは思っていませんでした。
そして、何より…
めちゃくちゃ楽しかった!
です。
楽しめた。
↑これ、何よりの成果だと思っています。
島全体が動く感じのある「磯開き」。
期間限定でもあるので、多くの島民の方々がソワソワするのも分かりましたね。
僕は今年(2022年)はこの1回だけでしたが、来年はもっと多くの回数出向きたいと思います。
(実のところ、もっと大きいウニを獲ってみたい!っていう気持ちが芽生えてます)
そして、こんな自然あふれる豊かな海と共にある生活、素晴らしい世界だなぁと思わされました。
同時に海に感謝です。
さて、獲ったウニはどうしたのか?
▼その模様はこちら
お読みいただきありがとうございます。
地域おこし協力隊の栗原でした。
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