【離島の暮らし】宇久島の初夏の風物詩と言えば「磯開き(ウニ漁解禁)」。[協力隊レポ]
たくさんのウニが目の前に…
と、非日常を実感した地域おこし協力隊の栗原です。
宇久島の初夏の風物詩「磯開き」をレポートさせて頂きます。
宇久島の初夏の風物詩「磯開き」。島民だけに期間限定でウニ漁が解禁されます。
宇久島の磯開きは5月中旬から8月の間で、日にちも限定されています。
しかも島民限定。
限定だらけのウニ漁解禁。
島民の方々も解禁日が近づくとソワソワする感じ。
仕事をお休みして出向かれる島民もいらっしゃるようですね。
普段はそんなにひと気のない場所に人だかりが出来ます。
宇久島、初夏の風物詩です。
現場のウニ漁の模様
ウェットスーツを着て潜る方も多し。
岸から離れたところではウェットスーツを着て潜られている方も多く見受けられました。
言っておきますが、漁師さんではありません。
一般の方です。
もしかしたら漁師の方もおられるかもしれませんが大半が一般の方。
「気合い」がすごいです。
島全体的なイベントなんだという事がうかがえます。
女性も活発です。むしろ女性の方が多い印象。
女性の方も多く見られました。
重い石をひっくり返してはウニを探して…
すごい重労働と思えますが、皆さん、活発に動かれていました。
宇久島の女性はパワフルですね。
獲れる主なウニはムラサキウニでたまにバフンウニ(ガゼと呼ばれています)
獲られていたウニは2種。
ムラサキウニがこちら↓
そしてバフンウニ(ガゼと呼ばれています)↓
ムラサキウニの方が大きく、数も多く獲れる様です。
網いっぱいのウニ…
また言っちゃいますが、これ、漁師さんが獲ったのではないのです。
一般の方。
「これぞ島民」という事を僕は感じます。
そして、獲っただけでは終わりません。
「磯開き」の余韻は続きます…
「磯開き」の余韻は町でも。ウニ収穫後のウニ割りがスゴイ!
町で見かける、宇久島の初夏の風物詩。数人で手際よく行われているウニ捌き!
磯開きの期間中の夕方、町で大量のウニを目撃!!!
こんな大量のウニ、なかなか目にしませんよね。
宇久島の方々は見慣れたものなのかもしれませんが、移住の身である自分にとっては非日常的な光景です。
そのウニを数名で役割を分担して手際よく捌いていました。
これまたそのウニ捌きがすごい。
[宇久島のウニの捌き方]ウニを割って、内臓を取り出して、あのオレンジの部分だけを取り出します。
ウニ割りなら、キッチンバサミ等で丁寧に切り開けるのを見た事がありましたが、これは全く違います。
ウニ割り専用の工具があるんですね。
その工具を使って、パカパカ割られていました。
そして、割ったウニの中身をほぼまるごと出して…
あのオレンジの部分だけにしていきます。
な、なんだこの光景は…
こんなにいっぱいのウニ…
僕は初めて見たかもです。
因みに大半がムラサキウニで、濃いオレンジ色がバフンウニとの事。
とっても美味しそうです…
ウニを捌いていた方々、ほんと手慣れた感じで作業されていました。
期間限定とはいえ、日常感があふれていましたね。
移住者である僕にとっては非日常でしたけど。
「the 離島」を改めて感じられた瞬間でもありました。
今度は僕もこのウニ漁に挑戦してみようかなと思いました。
僕も島民であるわけですからね。
その時はこのブログにレポート出来たらなと思ってます。
お読み頂きありがとうございます。
地域おこし協力隊の栗原でした。
※追記
実際にウニを獲り、瓶詰めまでしました!
こちらの記事をご覧ください!