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離島の海を体感しよう!宇久島で新たなマリンアクティビティ「SUP体験」が進行中![協力隊レポ]

2024.04.1

とても寒い時期と言える2月に、海に浸かりました。
世の中にはスゲぇ仕事があるもんだ…と思った、宇久島地域おこし協力隊の栗原です。


宇久町観光協会の体験プログラムに新たに「SUP体験」が追加される予定です!
(現在の体験プログラム一覧はこちら)

ということで、その検証をすることになりました。


SUPに触るのは初めて。室内で詳細を確認します。

SUPとは「Stand Up Paddleboard(スタンドアップパドルボード)」の頭文字をとったもので、ハワイ発祥のウォータースポーツとのこと。
「立ちこぎボード」とも呼ばれていますね。
参考:Wikipedia

僕は見たことはありましたが、触るのはこれが初めて。
空気で膨らませて、サーフボードのようなものになります。
意外に頑丈で、しっかり「船」として機能しそうだなぁと思いました。

実際に乗ってみると、意外や意外、バランスをとるのが難しい。

これを海の上でとなると、立つことすら難しいのでは?と思いました。

それなので、やはり…

実際に海の上で乗ってみないと分からない!
暖かくなって検証するのでは、おそい!

ということで、寒い時期ではありましたが、海に出向くこととなりました。


時期は2月…。寒いけど、ウェットスーツを着て実際に海で検証!

検証当日(令和6年2月28日)の水温は14℃前後とのことでした。
(参考:第七管区沿岸域詳細水温図

僕はウェットスーツを着て、12℃前後の川を泳いだことがありますが、とても冷たく、数分で水上に上がるほどです。
14℃もなかなか冷たいかなぁと思いましたけど、その海がどんなものかという興味があり、ワクワクするところもありました。


さて、検証です。
風の様子をみて、宇久島の西側にある汐出浜で行うことになりました。


観光協会檜垣事務局長と2人でウェットスーツを着て、検証開始!

まず単独での操作。

檜垣氏、落水することなく、方向転換やUターンもスイスイと乗られていました。

僕もやらせていただきまましたが、膝をついてこぐ操作は割と簡単にできる感じでした。
重心が低いので、バランスがとりやすい感じですね。

続いて、立っての操作は…

おぉ!

SUPでよく見る姿、まさに立ちこぎボードですね!

でもこれ、かなり集中していないと立っていられません。

何せ、宇久島は外洋に面している離島。
波や流れがない時の方が珍しいです。
この検証時は2月ということもあり、風もあってなかなか大変でした。

立っているのが難しい…
であれば、落水することは当たり前ですね。

ということで…

わざと落水してまた再度、ボードに乗り上がれるかも検証しました。

ちょっとコツが必要な感じがしましたが、宇久島でのSUP体験で落水することは100%と思えるので、これはしっかりレクチャーできるようにしておかなければならないことの1つだと思いましたね。


さて、お次は2人乗り。

SUPって2人乗りもできるのですね!

今回導入したSUPは2人乗りが可能なものとのことでしたが、その浮力の高さにちょっと驚きました。

初心者の方でなかなかうまく乗れない方でも、この2人乗りで前に乗っていただければ、コツがつかめるところもあるかなぁと思いましたね。


SUP、楽しい!泳ぐことより海を感じられる!

僕にとって初めてのSUPは、2月という寒い時期でしたが、とても楽しかったです。

バランスをとって立とうとすれば、波や流れをダイレクトに身体で感じます。
パドルでこげば、思いの外グングン進みます。
方向転換やUターンなどテクニカルな一面もある。
そして落水することはほぼ100%。

波や流れ、風とも一体となって、水上も水中も楽しめるSUPは、泳ぐことよりも海を感じられるものだなぁと思いました。

因みに今回、海水は温かく感じましたが、気温は低く、濡れたままで海上に居るととても寒く感じたことはご報告しておきます。
とはいえ、実際にSUPに乗っている時はバランスをとったりすることに集中して、寒さなんて感じていませんでしたけどね。



SUP体験は、2024年6月より開始予定!

新しく導入するSUP体験は、2024年6月開始予定です。
その開始に向けて、より安全に楽しく実施できるように検証を重ねていきます。

宇久島の海を楽しめるアクティビティになりますように!


因みに今回のように2月の厳寒期にSUP体験は行いません。
安心してください。
(この安心はインストラクター側の思いですね)

お読みいただきありがとうございます。
地域おこし協力隊の栗原でした。


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