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島内滞在中に荒天遭遇。宇久島的過ごし方。

2023.07.7

切っても切り離せない関係。

荒天と聞くとみなさまはどんな天気を想像されるでしょうか?

島の場合は風を伴った時化がイメージされますが、その中でも特に台風が代表的なものではないでしょうか。

夏場から秋にかけて台風シーズンです。最近驚くのが予報が出て2,3日で暴風域が到達してしまう台風があること。スピードが速いみたいですね。

なので旅行中に荒天に遭遇してしまうことも以前に比べて増えているように感じます。

今回は台風をはじめとした大雨や強風など、島で荒天に遭遇してしまった場合の対応についてご紹介させていただきます。

航路の変更を行う。

先ず最初に必要なことが予約していた船の変更。電話をおススメします。

例えば、明日、明後日に荒天(時化)が予想される時は、可能であれば早めに切り上げてお戻りになることを検討してください。船が欠航する判断基準はけっこう曖昧で、船長さん次第であったり、風速15mを越えていた場合でも風向きや潮の干満次第で出航することがあるので、心配な場合は事前にご連絡いただくと安心です。

船が止まると強制的に島に滞在せざるを得ません。そのため、島へ来られる前には天気予報(特に風予報)をこまめに確認しておくことをおススメいたします。

因みに、個人的になりますが下記のサイトはかなり正確に気圧や風を予測をしてくれるのでおススメです。

http://weather-gpv.info/ GPV気象予報

スーパーコンピュータが予測する高解像度の天気予報. 地図上に5kmメッシュの詳細天気予報や予報の信頼度を図示. 最長10日先まで予測. 雨雪判別, 台風と低気圧進路, 気圧・風向・風速・雨量・雲量・気温・湿度・沿岸波浪予…続きを読む GPV 気象予報

滞在せざるを得ない場合

やむえず島に滞在しないといけない場合、パターン次第で行動も変わってくるかと思います。ここではパターン別で船が欠航した場合の行動についていくつかご紹介します。

強風のみの場合

台風による暴風でない限り島内は「平常運転」ですので、無理ない範囲で行動されても問題ありません。ただ、うくちゃりなど屋外アクティビティについては控えておいた方が無難です。レンタカーなどで島内巡りはできますので、自己責任の下安全の範囲内でお楽しみください。

なお、景勝地各地について海岸沿いには絶対に近づかないようにお願いします。高波、突風などの恐れがあります。

強風+雨の場合

雨が降ると屋外行動は危険度が増し、残念ですが宿泊施設で1日滞在する必要があります。

やることないなーという方はぜひUKU BOOK TOURISMを活用されてみてはいかがでしょうか。無料で本を貸出しているので時間潰しに最適です。もちろんお宿に本を持っていって頂いても構いません。

その他には雨風次第ですが宇久島資料館を見学したり、宇久町観光協会で屋内体験を楽しむのも良いと思います。貝アクセサリーづくり体験など当日飛び込みでも可能な体験をご用意しております!

警報クラスの荒天

想定以上に早く台風が進み暴風圏に入ってしまった、線状降水帯などで大雨特別警報が発令された、など突然の災害時は、速やかに宿で待機してください。島のインフラは都会に比べ脆弱なので特に停電は頻繁に起きてしまいます。

そのため事前にスマホの満充電、モバイルバッテリー満充電は必ず行っておくよう気がけておいてください。

また多めに飲料や食料も調達しておくと安心です。最大3日程船が出航しなかったことがあります(=島内の食糧が無くなっていく)。

最新の情報を得る。

滞在中は天気予報だけでなく、船の交通情報をこまめに確認ください。船の欠航連絡については基本は出航の1時間前です。しかし、荒天が予想される場合前日前々日に島内放送でお知らせされることもあります。島内放送にも注目しておくとよいです。

島のほとんどの方が利用されている(?)便利サイトが下記、九州のりものinfo.com。かなり最速で情報収集できるので大変重宝しております。

http://www.norimono-info.com/ 九州のりものinfo.com

また、宿主さんに相談してみてもよいですね。過去の経験から適切に「今日は大丈夫!」「念のために帰っておいた方がいいよー」など教えてくれます。

いかがだったでしょうか。リンク集の様な状態になってしまいましたが(汗)、せっかくの旅行で最悪の結果にならないようご参考になりましたら幸いです。

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