都会で暮らしていたらまず意識しない!?離島の観光では潮の満ち引きを覚えていると新しい発見が!
月のパワー!!
宇久島をはじめ、島の恵みと言えばなんでしょう。
そう、海です。
海の特徴は色々ありますが、その一つとして「満ち引き」があります。
月の引力により海水面が上下する現象ですが、釣りや漁をされる人でしたら「潮見」といって、馴染み深い現象です。
都会に住んでいると普段海に関わることが少ないと思いますので、そこまで「潮の干満」を気にされている方は少ないかと思います。
いざ離島に旅行へ行こうと計画を立てられることがありましたら、ぜひ以下のことにご注意して旅行計画(滞在時間など)を立てられると、よりその地域の魅力を感じることができますよ!
潮見表をゲットする。
旅行先の地域の潮見表をゲットしてください。昔は紙ベースでしたが、今ではアンドロイドもiPhoneも無料アプリがありますので活用してみてください。
見方はカンタン。
どのアプリも同じような記載なのでご参考までに。
因みに、潮の干満は月と連動して潮位の高さが変わります。半月、三日月、満月でそれぞれ同じ満潮や干潮でも潮位の高さが違います。なので例えば夜の海面に満月が輝いている景色を見たい!という時にも潮見表を見れば、いつ訪れたらよいかわかりますね!
干潮時と満潮時に同じ場所を訪れてみる。
初見で一面海に囲まれた灯台が見え、綺麗だなー!と感動しているアナタ。
時間が経過して同じ場所に訪れてみてください。全く違う景色が待っているかもしれません。。。
画像は長崎鼻灯台の満潮時と干潮時(共に大潮)です。
全然違うでしょ!!??
因みに干潮時に灯台周辺まで歩けるので歩いてみてください。
干潮時にしか行けない場所へ訪れてみる。
潮が引かないと渡れない場所があり、そこの景色が絶景であったりします。有名な場所ではフランスのモンサンミッシェルがあります。
宇久島では寺島に干潮時にしか渡れない場所「ポットホール」と「鼠島」があります。
汐出海浜地の西部も干潮時にしか行けません。地層好きにはたまりませんよ!
他には体験プログラムとして、「磯あそび・磯観察体験」というプログラムがあるのですが、これも潮が引いていないと磯場に降りれないので干潮時のみ楽しめます。
干潮時にしか見れない景色を見る。
海水浴場は特に干潮時にぜひ訪れてみてください。
スケール感が半端ないです。
大浜海水浴場だと、どこまで行けば海に入れるんだ!?と思うことでしょう。
↓で地域おこし協力隊栗原隊員が放浪の旅に出ているような記事を書いているので要チェックです。
潮の干満が由来している歴史を調べてみる。
宇久島には「竜神祭」と呼ばれる夜祭があります。
竜神祭は別名ひよひよ祭りとも呼ばれているのですが、旧暦6月17日の夜に開催されます。旧暦の6月17日は夜間に潮が引くため、船に神輿を乗せる竜神祭では神輿を船に乗せやすくなるためこの日付を守って開催されているという習わしがあります。
潮の干満等が影響している文化が全国各地であると思いますが、そういった歴史を調べて現地に赴くと、また一つ深い体感を得ることができると思います。
船の乗降りのしやすさが違う。
上記の竜神祭のお神輿と同じようなことですが、海の潮位が高いと、船の乗降口も地上から高くなってしまいます。乗降口と地上がなるべくフラットな状態が好ましいです。
ん?さっきから・・・
お気づきの方もいらっしゃるかと思いますが、離島の魅力を最大限に体感するには、ズバリ、
干潮一択
満潮は満潮でメリットはあるのですが、「旅行に来て楽しむ」のであれば、干潮の方が良いみたいです。今こうやって記事を書いていて僕も気付きました(笑)
ともあれ、潮の干満を覚えておくと離島旅行の楽しみ方も増えておススメです。
ぜひお試しください♪
最後に、潮の干満だけでなく「風」も都会ではそこまで気にしない自然現象の一つではないでしょうか。風については以下記事も書いてますのでご参考までに!