【離島でサイクリング】宇久平港ターミナルから火焚崎(船隠し)まで、電動アシスト付きレンタサイクル「うくちゃり」で往復してみた。[協力隊レポ]
「うくちゃりで火焚崎までどのくらいの時間で行けますか?」
との問い合わせを受けた事があります。
宇久町観光協会案内所では、約45分と案内させて頂いております。
でも、実のところはどうなのか、僕は測った事がありません。
大変申し訳ないことに、うくちゃりで火焚崎まで走ったことがありません。
走行時間、道の具合、見える景色はどうなのか、気になるところ。
という事で、実際にうくちゃりでフェリーターミナルから火焚崎(船隠し)を往復してみます!
※火焚崎は平家盛公上陸地、船隠しとも呼ばれています。
今回使う電動アシスト付きレンタサイクル「うくちゃり」は、マウンテンバイクタイプ。
宇久町観光協会では、ままちゃりとマウンテンバイクタイプの2種類がレンタルできます。
そして、バッテリーは数種類(5Ah~20Ah)あり、自転車によって適合するものが異なります。
小型用:5Ah
ままちゃり&マウンテンバイク:12Ah~
今回は少し長距離となりそうなので、ギアも7段階あり、サスペンションもついていて、走行自体を楽しめるマウンテンバイクタイプで行きます。
バッテリーはマウンテンバイクタイプに装着できるものでは一番重量の軽い(楽できるとも言えます)12Ahを使って挑みます。
うくちゃりの詳細
▼レンタル価格例
1時間300円、3時間700円、1泊1500円、2泊2000円、2泊以降1泊につき+500円
▼タイプ
ままちゃり、マウンテンバイク
▼バッテリー使用の目安
12Ah→2~3時間
16Ah→半日
20Ah→1日
▼うくちゃりに関してはこちらの記事を参考にしてください。
【往路】宇久平港ターミナルから火焚崎(平家盛公上陸地、船隠し)まで行く!
宇久平港ターミナル(宇久町観光協会案内所)からほぼ西側にある火焚崎(船隠し、平家盛公上陸地)を目指し、分かりやすいと思われる道を選び進んで行きます。
また、電動アシストのパワーが3段階(パワー、オートマチック、ロング)選べるのですが、常にいちばん力のある(楽できる)パワーモードで行きますね。
では、レッツゴー!
ターミナルを出発してすぐ、ガソリンスタンドがある交差点を左折します。
その後は、道なりに真っ直ぐ進みます。
結構な登り坂が続きますが、大丈夫です。
うくちゃりの電動アシストが活躍してくれます。
しばらく進むと、大きな交差点に差し掛かります。
ここを左折して道なりに進みます。
(下の写真の指の指す方に進みます)
この先は結構な下り坂があります。
すごくスピードが出ますので、適度にブレーキをかけながらお進みください。
因みに自転車の法定速度は、速度標識があるところ以外は、速度制限がないとのこと。
何百キロ出しても違法にならないみたいですけれど、安全走行をすることは義務づけられていますので、スピードの出し過ぎには注意してください。
この先、下り坂で楽できたかと思えば、結構な登り坂も続いたりします。
宇久島は坂道がほとんど。
平坦な道が続くところの方が少ないです。
うくちゃりの電動アシストがなかったら、かなり大変なことを想像してしまいますね。
しばらく登り坂&下り坂を道なりに進むと、左手に旧神浦小学校が見えてきます。
この小学校の体育館の交差点を右折します。
そして道なりに数百メートル進み、止まれ標識のある交差点を直進します。
この先は見晴らしのいい道が続きます。
登りや下り、カーブ、交差点等に差し掛かりますが、しばらく道なりに進みます。
景色を楽しみながら、風を感じながら、走行をお楽しみください。
そして、「汐出海浜地」「平原ゴルフ場」「平家盛公上陸地」の看板のある交差点に差し掛かったら左折します。
左折してすぐ、入り組んだ道に差し掛かりますが、道なりに真っ直ぐです。
そして、下の写真の場所まで来られたら正解です。
火焚崎まであともう少し。
道なりに進むと出迎えてくれる、海に消える登り坂。
この坂を登り切ったら、火焚崎が見えてきました!
道なりに進み「平家盛公上陸地」の看板があるT字路を左折。
火焚崎も目前です!
到着!
天気も良く、海も穏やかで解放感抜群です!
こんな磯の先端にサイクリングで来られるなんて、ありがたい!
奇跡の地形に、感謝です。
ちなみに、この火焚崎までの走行時間は約36分ほどでした。
下り坂もブレーキをかけながら進んできたので、そこまで急いできた実感はありませんが、ゆっくり進んでも40~50分程で来られると思います。
なので、観光協会案内所で案内通りの「約45分」ではないかと思いました。
ここまでのバッテリー残量は、80%でした。
※12Ahバッテリーを使用
【復路】火焚崎から宇久平港ターミナルまでの模様。
風に当たりながら景色を楽しむ事、10分ほど。
フェリーターミナルに戻ります。
来た道を戻りますが、見える景色が違ってくるところが楽しめるポイントです。
火焚崎を出発してすぐ、T字路を右折です。
行く時は海に消える道だったところ、帰りは野崎島が望めます。
道なりに真っ直ぐなのですが、この先はカーブ、交差点等があり、少し複雑な道となっています。
下の写真の交差点に来られたら正解です。
目印は「汐出海浜地」「平原ゴルフ場」「平家盛公上陸地」の看板。
この交差点を右折です。
そしたら、しばらく道なりです。
途中、この香りは…
と、少し周りを見渡してみたら、フジの花を発見!
春のサイクリングは心洗われるなぁ…
と思いながら走っていたら、今度はツツジを発見!
フジの花、ツツジと、思わず、停まって写真を撮りました。
ところどころにフォトスポットがありますね。
そんな景色を楽しみながら、しばらく道なりに進むと、止まれの標識のある交差点に差し掛かります。
ここは直進。
すると数百メートル進んだところで見える、旧神浦小学校の体育館の交差点。
右折します。
そしたら、しばらくは道なり。
風を感じながら、景色を楽しみながら、お進みください。
※わき見運転はしませんように。
結構長い下り坂がありますが、適度にブレーキを。
その逆の登り坂もありますが、電動アシストを感じてください。
そして、旧神浦小学校から約2kmというところで、大きな交差点(T字路)に出ます。
ここを右折します。
右折した後はほぼ下り坂になりますので、スピードの出し過ぎにご注意を。
カーブ等ありますが、道なりに真っ直ぐ進みます。
すると、フェリーターミナルのある平地区の町も見えてきます。
ゴールは目前。
ガソリンスタンドを右折。
到着!
戻ってきました。
火焚崎からこのフェリーターミナル前までの走行時間は、30分ほど。
下り坂が多かったからか、僕が自転車を漕ぐのに慣れたからか分かりませんが、行きより少し早かったです。
そんなに急いだ感覚はありませんので、ゆっくり進んでも、40分前後かなと思います。
なので、観光協会で案内している「約45分」は妥当な時間だと思いました。
因みに最初から最後まで、一番力のあるパワーモード。
往復してのバッテリー残量は、60%でした。
※12Ahバッテリーを使用
本記事のまとめ
ターミナル~火焚崎まで往復でのポイント
・行きは約36分、帰りは約30分。
・バッテリーは12Ahの容量40%減ったくらい。
・長い登り坂はあるけど、電動アシストでほぼ疲れない!
・長い下り坂はスピードの出し過ぎに注意。
・ところどころフラワーフォトスポットがある!
・火焚崎での景色はご褒美!
・走行時間は1時間強で運動した!っていう気分に浸れる。
うくちゃりで火焚崎に行くのは初めてでした。
車では何度も行っていますし、今回の道も何度も通っていますが、サイクリングだからこそ体験できることがありますね。
走行中に風を感じられたりすることはもちろん、ヒョイと停まりやすいので、気になったところに立ち寄ったり、写真撮影したりしやすいです。
観光スポット巡りにうくちゃり、おすすめです!
いい天気に出会えたら、是非!
お読みいただきありがとうございます。
地域おこし協力隊の栗原でした。
▼うくちゃりのレンタルは宇久町観光協会案内所にて。
繁忙期はお電話で事前予約されることをおすすめします。
▼その他、うくちゃりと火焚崎の関連記事はこちら
※宇久島の観光スポットならこちらの記事を参考にしてみてください。